2021年11月29日月曜日

長谷川和夫先生を偲んで

もうすでにご存じの方も多くおられると思いますが、去る11月13日、わが国の認知症研究の第一人者である長谷川和夫先生がご逝去されました。
長谷川先生といえばパーソンセンタードケアを日本に広く普及され、認知症の検査スケールである「長谷川式簡易知能評価スケール」の開発をされました。
私たち介護福祉職にとって数えきれないほどの功績を残された偉大なる存在です。
そして認知症ケアというものを肩の力を入れず、柔らかなタッチで私のような初学者にも分かりやすく表現して下さっており、大変勉強になりました。
あらためてご冥福をお祈りしたいと思います。

ご自身も晩年は認知症を発症されながらも、書籍を発表され、当事者としての思いを綴られております。


















思えば、この介護科のブログのタイトルも長谷川先生のこちらの書籍から引用させて頂きました。ありがとうございます。

先日(11/26)に兵庫県老人福祉事業協会主催のセミナーでエンディングノートに関する講義を聴かせて頂き、また近く11/30は「いい看取りの日」となっています。
自分なりに「死生観」というものをしっかり考えてみようと思います。