こんにちは。デイケアのNです。
昨日 2月2日は例年より1日早い節分でした。
うるう年の関係で立春が2月3日になりその前日
である節分は2月2日になります。
これは1897年以来、124年ぶりとの事です。
節分に食べる「恵方巻」 恵方とは吉方(きつぽう)
ともいい、その方向にその年の福徳をつかさどる神
「歳徳神」(としとくじん)がいるとされ、たたり神のめぐってこない
最もよい方向とされます。(今年は南南東)
恵方巻きとしての歴史は浅く、1973年頃 大阪海苔組合がすし店
と組んで節分に「太巻き」を恵方巻きとして売り出したのが
きっかけと言われてます。また豆まきをしたり、イワシの頭や
ニンニクをヒイラギの枝に挿して邪気を祓ったりすることが行われます。
ではなぜ、豆をまくのでしょう。「魔を滅する」とか「魔の目をつぶす」
ためなど言われてます。豆まきの言葉はご存じのように
「福は内、鬼は外」ですが 東京亀戸天神では、「鬼は外」だけを連呼し
「福は内」とは言いません。また、千葉成田山新勝寺では「福は内,福は内」
と連呼して 「鬼は外」は言わないのです。
一方 奈良 吉野山金峯山蔵王堂では「福は内、鬼も内」と唱えるます。
東京雑司ヶ谷の鬼子母神では、「鬼は内、福は内」と唱えます。
鬼子母神はもともと人間の子供を奪って、食べる食人鬼でした。
お釈迦さまが改悛させて仏教徒を守る守護神になりました。
私達は節分の豆まきの時に「福は内、鬼は外」と言って嫌な事
を全部外に放り出してしまいます。それはそれでいいのでしょうが
「福は内、鬼も内」と言って鬼も私達と仲良くなればいいのだと言う
考え方もどうでしょうか?