介護科の井上です。
12/8(火)、「福祉と人権の研修ネットワークおおさか」が主催する「令和2年度 地域協働のための研修」に参加させて頂きました。
第1部は桃山学院大学の小野教授より、【地域協働の取り組みと増進型地域福祉】というテーマで講義がありました。ますます地域共生社会の在り方が求められる中、私たち介護職も地域包括ケアシステムを考えていく上で非常に学びの多い講義でした。
問題解決型から目的実現型の地域福祉に意識を変えていく良いきっかけになりました。
第2部は泉大津市にある社会福祉法人 和泉乳児院の栗延施設長からの実践報告がありました。
栗延施設長は「開かれた施設」の重要性を説いておられました。
地域のお祭り、バザーやボランティアなど現在はコロナの影響でできないことが多いですが、こういったブログやSNSなどを通じて少しでも開かれた施設を目指していきたいと感じました。
また泉大津市社会福祉協議会の忠岡事務局長のお話を聴き、社会福祉協議会の仕事、母子支援センターについて等、様々な社会資源の課題を知ることができました。
地域交流の場が減ってしまった今、ウィズコロナで私たち専門職に何ができるだろう?と考えた時に認知症カフェ立ち上げのガイドブックにさせて頂いた大切な本です。
焙煎したコーヒーの香りは認知症予防に効果があり、ハーブティーはリラックス効果や安眠作用があるといわれています。
私のプランターのカモミールがたくさんの花をつけ、地域交流の場としてオープンできる日を夢見て、今はじっくり準備をしておきたいと思います。