2022年1月10日月曜日

人権研修〜身体拘束について〜

 本年最初の施設内研修は人権研修として、身体拘束について全職員参加で学びを深めています。

今回は大阪府の身体拘束研修に参加されているハーモニィーの看護師が講師となり、看護師の視点から見た身体拘束の捉え方やこれまでの経験などを交え、ディスカッション形式で実施しています。

違う職種の視点が入ることで、また新たな気づきもあり、大変充実した内容になっています。



高齢者の人権問題や身体拘束は非常に深いテーマであり、社会の価値観や高齢者を取り巻く状況も絶えず変化しています。






















こちらは医学書院から出版されている「文化人類学」という書籍です。
医療や介護の領域が文化人類学を通して、分かりやすく解説されています。













こちらは先月、中央法規から出版された落合陽一氏の書籍です。

老いや介護の未来について、技術者としての視点で分析されており、「多様性の包摂」というこれからの介護にも重要なテーマを提示してくれています。


社会の成り立ちや人間の歴史、未来の姿に思いを馳せることは、人と人、人と社会のつながり、そして人権という大きく深いテーマを考えていく上において、とても大切なことではないかと考えます。

研修を通じ、しっかり学びを深めていきたいと思います。